2019年 10月29日

ゴミは極力小さくして出しましょう

海洋プラスチックの問題が世界で大きな問題になり始めています。
まだ日本ではそこまで重要課題となっていない印象がありますが、
それでも、いつも行っていたカフェのストローが以前のプラスチック製のものから
紙製のものに変わっているのを見ると、少しずつ変わってきているのだなあと思います。

しかし、なかなか日々の生活でプラスチックゴミを減らしていくのは、
今の日本では少し難しい面があります。
極力包装の少ないものを選ぶなどの選択肢はかろうじてあるので、
そうしていきたいところですが、やはり個人だと限界がありますよね。
ですので、せめてプラスチックゴミを出す際には極力小さくしよう、
と努力することにしてみるのはいかがでしょうか。

でも、何故プラスチックゴミを小さく潰して捨てた方がエコなのでしょうか
全体の質量は変わらないのに、何がそんなに違うのか…
そう思う方も多いはずです。
しかし、力をかけて小さくしたプラスチックゴミなら、
収集する際に負荷がかかりにくいのです。
ゴミを収集する際には車を使い収集を行いますよね。
収集するゴミが小さければゴミ収集車が少なくて済み、使うガソリンも少なくて済む。
ゴミそのものにばかり問題を感じてしまいますが、
その他にも地球には考えなくてはいけない問題があります。
プラスチックの使用を制限するのが難しいのであれば、
極力ガソリンを使わないようにして、温暖化防止に協力する。
そんなふうに考えられるといいのかもしれません。

では、具体的にはどのような方法をとればゴミは小さくできるのでしょうか。
プラスチックの種類によりますが、簡単にできる方法は以下のつ。
・ハサミで小さく切る
・踏んで潰す
・小さくまとめ、セロハンテープでくるっととめる

目から鱗、というかこんなに小さくなるのか!と驚くのは三番目のセロハンテープを用いた方法。 かさばるタイプのビニール袋を、綺麗に畳み、セロハンテープでとめるとあら不思議。 殆どがペットボトルのキャップ以下の大きさになってしまうんです。

しかし!
注意しなくてはいけない点が一つだけあります。
上記のような方法をとると、ゴミ袋にたくさんゴミが入るようになります。
ですので、必然とその袋の重量は増していきます。
ゴミ捨ての際、重すぎて持てない!底が切れた!
なんてことにならないようお気をつけくださいね。

異常気象が続く今、地球の問題は自分の問題です。
自分の安定した暮らしを手に入れる為にも、
ゴミの出し方にはなるべく気を使っていきたいですね。

(via ALLAbout)

その他のコラム一覧

PAGETOP