2019年 07月30日

夏の生ゴミ対策

梅雨入り以降、冷たい雨が続いていたため、
すっかり夏を忘れそうになっていましたが、
梅雨明けと共に気温はぐんぐん上昇…
東京都内でも猛暑日を記録しています。
みなさん、熱中症にはくれぐれもお気をつけくださいね。

夏らしい気温になってくると、家庭内で気になるのが「生ゴミ」の匂い。
日本は高温多湿という、雑菌にとっては天国のような環境。
ここ数日で、ゴミ箱を空けてこれまでとは違う匂いがする事に驚いた人もいるのではないでしょうか。
悪臭はコバエやゴキブリなどの害虫の大好物ですし、
匂いがリビングの方にまで漂ってきたら、もう最悪です。
また、家庭内だけの問題であればまだマシですが、
生ゴミをゴミ捨て場に捨てる際に匂いがしたり、汚したりしてしまうと
周りの住民にも迷惑ですし、カラスなどに目をつけられて結果的に自分にもその被害はやってきます。

これから1,2ヶ月はこのような気温が続く予想が出ていますから、
ここから暫くは生ゴミの捨て方に少し気を使っていきたいものです。
という事でいますぐできる夏のゴミ対策をご紹介します。

・水気をよくきる
実は生ゴミの約80%が水分なんだそうです。
この季節に限らず、水分をきちんと切ることでゴミの削減にもなるので、
ネットなどを使い水分はきちんと切ってから捨てましょう。

・重曹を振りかける
嫌な匂いの元は食べ物が痛んで酸化していることが多いので、
重曹のアルカリで中和することで匂いが軽減されることがあります。
生ゴミに入れにポリ袋を使う場合、底に予め重曹を一掴み程度入れておくのも効果的です。

・魚の内臓は冷凍庫へ
捌いた後の魚の内臓は、新聞紙やチラシなどにくるみ、
それをさらにビニール袋に入れ密閉、そして冷凍庫でゴミ収集日まで保存してしまいましょう。
うっかりずっと保存しておくことがないように、カレンダーなどに書いておくといいかもしれません。

・アルコールを利用する
ウォッカや焼酎など、アルコール度数の高いお酒をスプレーしたり、
ゴミ箱を掃除するときに消息用エタノールを利用するなど、
アルコールの消毒作用に頼りましょう。
掃除用のアルコール製剤は実はアルコール度数の低いものが多く、
スプレーしたものをそのままにしておくと水分が残ってしまい、
帰って雑菌が増えてしまうこともあります。
使う場合には水気が残らないようにきちんと拭き取りましょう。

夏の生ゴミの敵は、とにかく「水分」である!
ということがなんとなくお分かりになったでしょうか。
「水分」をとにかく無くす!ということを頭に入れて対策をとれば、
どんな方法でも少し成果が出るのではないかと思います。
皆さんもぜひ試してみてくださいね。

(NIKKEI STYLE)

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