2018年 05月28日
カラス対策に黄色いネットは意味がない?!
家探しをする際、チェック項目のひとつになるほど大切な、ゴミ置き場。
最近、マンションなどでは頑丈なステンレスのゴミケースを用意しているところも増えてきましたが、
まだまだ小さいマンションや一軒家では、
なかなかそのような物を用意するのはお値段的にも勇気が要りますよね。
しかし、一度カラスに目をつけられてしまったゴミ置場は、それはもうひどいもの…
ネットがかかっていることなど御構い無しに
ごはんだー!と言った感じで荒らしてくれます。
一時期「カラスは黄色を怖がる」という説が出回り、
黄色いゴミ袋や、黄色いゴミネットが沢山使われるようになりました。
しかし、ネットが緑だろうが黄色だろうがカラスはお構いなしのように
見えます。「黄色を怖がる」というのは嘘だったのでしょうか?
結論からいうと、カラスが黄色を怖がる、というのは嘘。
カラスは黄色を怖がるのではなく、どうやらカラスには黄色が見えない、
というのが事実のようです。
怖がる、と見えない、似ているようでも全然違いますよね。
カラスの目には黄色い色が強調されすぎて、
眩しく見えてしまっているような状態なのだとか。
なので、もしもゴミ袋自体が黄色であった場合、
カラスは中身を確認することができず、何が出てくるのかわからないので、
つつくことはあまりないそうです。
しかし、問題なのは黄色いネット。
確かに黄色は見えにくいかもしれませんが、
ネットには隙間が沢山あるので、カラスには中身が丸見え。
ですので、黄色いネットの下に白い半透明のゴミ袋があれば、
御構い無しに、ごはんだー!という状態になってしまうのだとか。
ですので、黄色にこだわるのであればやはり袋自体を黄色にするしかないようです。
自治体によっては指定の有料ゴミ袋を黄色にしているところもあるようですよね。
とくに指定がない場合、黄色のゴミ袋を買うことになりますが、
あまり売っていない上に、やはり普通の半透明のゴミ袋に比べると割高な印象。
そこまでして黄色!である必要はないと思いますので、
やはり長い目で見て対策をするならば、頑丈なケースを設置することが
一番手っ取り早く、安く済むのではないでしょうか。
少し面倒臭いかもしれませんが、カラスに荒らされたゴミ置場の惨状を考えてみれば…
安いものかもしれないですね。
(via 官兵衛の覚え書き)