2018年 04月30日
粗大ごみ、回収ランキング1位は?
なるべく大きなゴミは出したくないなとは思っていても、
生活の変化や、壊れてしまって使えなくなってしまったりして、
みなさん一度は出したことのある粗大ごみ。
そんな粗大ごみの、多く出された品物別ランキングを見つけました。
少し古いデータで4年前のものになってしまいますが、
ランキングはこのようになっていました。
1位 ふとん
2位 箱物家具
3位 椅子(ソファー含む)
(via 東京二十三区清掃一部事務組合)
1位は、意外にも布団でした。
昔は来客用の布団を家に常備していることも多く、
和室には必ず押入れがあったため、そこに何枚も布団を仕舞ってことができましたが、
来客が減ったり、仕舞う場所がなくなったり、はたまた布団が古くなってしまったりして
粗大ごみとして出されることが増えているのかもしれません。
2位は、箱物家具。
タンスや本棚、カラーボックスなどでしょうか。
昔は嫁入り道具として桐ダンスを持って行ったりもしましたが、
今はそんな風習もなくなりましたし、
何より安価なものが沢山ありますので、
生活の変化で必要がなくなったり、趣味が合わなくなったりしたら
捨てられる事が多いのでしょうね。
3位は、椅子。
こちらにはソファーも含まれます。
椅子やソファーは、必要がなくなって…というよりも、
使用頻度が高く、毎日人間が座るものなので、
足が壊れて使い物にならなくなったり、ソファーだったら布が汚れてしまったりして、
具体的に使えなくなってしまって捨てられる事が多いような気がします。
ちなみに、1位のふとんは現在の品目分けで集計を始めた平成4年から不動の1位なのだそう。
ヘタってしまった布団は、打ち直しといってわたを解し、また新たな布団として蘇らせる
昔ながらの仕立て方がありますが、手間がかかる分お値段もそれなり、
それだったら安い布団を買い直したほうが…という事が多いのかもしれないですね。
この平成25年のデータだと、捨てられたふとんの枚数は904.733枚。
仕方がないのはわかっていても、なんとなく何かに使えないのかなあ…と
思わず考えてしまう数字です。
しかし、もったいない!と何もかも家にとっておくと、
あっという間に家の中は要らないものだらけになってしまいます。
もったいないからとっておく、ことよりも、
必要ないものは極力買わない、貰わない、
事を心がけることが、すっきりした生活の第一歩!です。
(via 東京二十三区清掃一部事務組合)