2018年 03月23日
家電が一気に壊れるのは、何故?
冷蔵庫の調子が悪くて食材がなかなか冷えない…なんて思っていたら
今度はテレビの映りもなんだかおかしい…
遂には電子レンジまであたため機能が弱くなって…
と、一気に家電が壊れてパニック!なんて経験はありませんか?
1つでさえ買い換える際にはやりくりが必要な家電、
いっぺんに何種類も壊れてしまうと、
こちらの財布まで壊れてしまいそうですよね…
それにしても何故このような現象が起こるのでしょうか?
まさか幽霊のしわざ…?
…なんて考えてしまう人もいるかもしれませんが、
多くはきちんとした理由があります。
まずひとつは、それぞれの家電の購入時期が同じであること。
一人暮らしを始めるタイミング、引越しのタイミング、結婚のタイミングなどで
一気に家電を購入することって多いですよね?
今の家電の寿命は約10年。
毎日同じような頻度で使っているものは、
大体同じ時期に寿命がやってきても不思議ではありません。
これを見越して家電買い替えのための費用をきちんと貯めておくことをお勧めします。
次に考えられるのは、過電流。
過電流とは、読んで字のごとく電気が流れすぎる現象。
電柱の建て替え工事でミスがあったり、電線が切れたり、
落雷が起こったりして、過電流が起こり、一斉に壊れてしまうことがあります。
また、落雷は瞬停という、ごく短時間電圧が下がり電気の供給が切れる現象も起こります。
冷蔵庫やテレビなどは影響は殆どありませんが、パソコンに関しては瞬停も過電流も大敵です。
パソコンの落雷対策はきちんとしておいたほうがよいでしょう。
いかがですか?お心当たりはありませんか?
言われてみれば確かに!という方がかなり多いのではないでしょうか。
もしもどちらも当てはまらないとしたら…
本当になにか不思議な力が働いている可能性もあります。
人間の中には何故なのかわからないけど、機械との相性が悪く、
触るだけで壊れてしまう…なんて人もいるものです。
ノーベル物理学賞を受賞したこともある、物理学者ヴォルガング・パウリ(1900-1958年)は、
物理学者なのに実験が不得意で機材をよく壊してしまうことで有名で、
その現象には「パウリ効果」という名前までついているほど。
物理学者をもってしても解けない、不思議な現象もあるということです…
ちなみにこの「パウリ効果」に関するwikipedia、
とっても面白いので是非みなさん読んでみてくださいね。
(via 節約カルマット)