2019年 02月11日

食品トレー、リサイクル後は何になる?

お料理をする際、お肉やお魚を使うことは多いと思いますが、
そのような生モノって、トレーに入っていることが多いですよね。
白いものが一般的ですが、食品をより美味しそうに見せるため、
模様のついたものなども見かけますね。

そんな食品トレー、みなさんどのように捨てていますか?
燃えるゴミとして普通に捨てているよ、という人もいるかと思いますが、
スーパーの入り口などに設置されているリサイクルボックスに持って行っている、
という人も多いのではないでしょうか。
では、リサイクル後、あの食品トレーたちが何になるのか、
みなさんご存知でしょうか?

実はリサイクルゴミとして出された食品トレーは、
プラスチックの原料として生まれ変わるんです。
集められた食品トレーは丁寧に分類・チェックが行われ、選別。
この際、白いトレーとカラートレーに分類されます。
実は、この選別作業がリサイクルでは一番時間がかかるのだとか。
その後細かな異物を取り除き、機械で粉末状に砕き、
さらにそれを何度も水で綺麗に洗浄。
更に更に熱や洗剤を使用して消毒・殺菌・脱水を施した後、
熱を加え粒状に加工、プラスチックの原料となるペレットとなります。
ペレットはその後また食品トレーになったり、おもちゃや文房具、
時には公園のベンチなどに使われることもあるのだとか。

今度スーパーに行ったら、ここに並んでいる食品トレーはかつて自分がリサイクルに
出したあの食品トレーなのかもしれない…そんな風に考えると、
その長い旅路を想像してしまって少しワクワクしてしまいますし、
またリサイクルしよう!という気持ちにもなりますね。

それでは最後に、食品トレーをリサイクルゴミとして出す際のマナーを確認!
マナーといっても「とにかく綺麗に洗うこと」だけなのですが、
毎日のこととなると、どうせ捨てるものなのに…と思うと、
この作業がかなり億劫に思えてしまうんですよね。
そんな時は食品トレーをぬるま湯につけて一晩放置しておけばOK。
魚などの匂いが強いものが入っていて、匂いが気になるということであれば、
その浸ける際にぬるま湯に中性洗剤を1,2滴混ぜておけば大丈夫です。
一晩経ったら軽く洗って立てかけて乾かしておきましょう。
ある程度溜まってきたら、まとめてリサイクルボックスへ持って行きましょう。
スーパーだけでなく、区役所・市役所などにも
リサイクルボックスは設置されていることがあります。
ひとつここ!と場所を決めてしまうと楽かもしれませんね。
持っていく手間は多少かかりますが、実は決められた日にしか出せないゴミと違い、
自分のタイミングで出すことができるというメリットもあります。
是非、食品トレーはそのまま捨てるのではなく、
リサイクルボックスに出すようにしてみてくださいね。

(via エフピコ)

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