2018年 11月27日

乾燥剤の捨て方って??

年末が近づいてきて、街ではお歳暮フェアなんかを見かけることが増えてきました。
お歳暮といえば、海苔やお菓子などが多いですが、
そんな海苔やお菓子には共通して入っているあるアイテムがあるのですが、
なんの事かわかるでしょうか…?
そう、乾燥剤です。
湿気に弱い食品には必ずついてくる乾燥剤。
なくてはならないアイテムですが、食べ終わってしまったら不要になります。
しかし、その捨て方ってみなさんきちんとご存知でしょうか?

誤った捨て方をすると、発火するなんて情報も…
という事で、今日は乾燥剤の種類別にその捨て方をご紹介します。


<シリカゲルタイプ>
シリカゲルとは、二酸化珪素からなる、小さな粒状の形の乾燥剤。
無色透明と青色の粒が混在しているものが一般的です。

こちらのタイプです。見たことありますよね。
こちらのシリカゲルタイプは、水を含んでその反応で熱を持つということはありません。
ですので、そのまま燃えるゴミで捨ててOK!
しかし、自治体によっては外側の袋がプラスチックの場合、
燃えないゴミとして出すように指定しているところもあるようなので、
自治体のゴミの捨て方をチェックしてください。

因みに水分を限界まで吸収すると、粒がピンク色に変化します。
しかし限界まで水分を吸収しても、フライパンで炒るだけで水分が再び飛び、
元の透明と青色の粒に戻ります。もちろん炒る際は袋から出してくださいね。
お茶パックなどの不織布の袋にいれれば、
再びお菓子などの食品にはもちろん、湿った靴の湿気取りなどにも使用できますよ!


<石灰乾燥剤タイプ>

捨てる際に注意が必要なのが、この石灰乾燥剤タイプ。
基本的には燃えるゴミとして捨てられるのですが、
捨てるさいに注意が必要なのです。
石灰乾燥剤タイプには生石灰が入っているのですが、
この生石灰は、水に濡れると発熱するという性質を持っています。
そのため、捨てる際には水分が多いゴミと一緒に捨てないように
気をつけなければならないのです。
乾燥剤は食品に入っていることが多いため、
ついついキッチンの生ごみ箱に捨てたくなることがあると思いますが、
生ごみは濡れているものが多くあり、発熱してしまう可能性が非常に高いので、
同じごみ箱に捨てることは避けるようにしてください。
万が一濡らしてしまった場合は可燃物の近くに置かないようにし、
冷めるまでまちましょう。また、水に浸して反応が収まるまで待つという方法も。
いずれにせよ、取り扱いには火傷をしないように気をつけましょう。

生石灰は強いアルカリ性を持ち、水を含むと生石灰から消石灰に変化。
それを土に混ぜるとphがアルカリ性になり、土壌改良に有効です。
ガーデニングをしている方は、是非使ってみてはいかがでしょうか。


<シート状乾燥剤・脱酸素剤>
どちらも、燃えるゴミとして捨ててOK。

いかがでしたか?
捨て方がわからなくて、なんとなくキッチンに溜め込んでしまっている人は、
是非この機会に思い切って捨てるか再利用する方法を試してみてださいね〜

(via 生活の知恵袋ヨセミテ

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